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~ほんわか、ふわり。キモノがくれるシアワセ~
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ミワ

Author:ミワ
愛媛県四国中央市にて【着付けレッスン いろは】を開いております。愛媛にもキモノ姿のひとが増えますように…。

着付けレッスンについてのご質問などございましたら、メールフォームにてお願いいたします。

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「西陣グラフ」という冊子をご存知でしょうか?
西陣織工業組合が月刊で発行している20ページほどの冊子です。
先日、お世話になっている呉服店のご主人サンが「そんなに着物が好きなら、これ読んで勉強しぃ~」とどさっと50冊ほど貸してくださいました。
毎日一冊、ベッドに持って入り、ペラペラめくっています。
西陣織…綴、風通、緞子といったいろいろな織の紹介やお召しのこと、
京都の名所、宿やイベント、京都ならではの古きよきものの紹介などがされています。
織の世界は本当に奥深く、無知なだけになかなかその織がどんなものなのか、写真や文章だけではイメージしにくいですが、確実に引き込まれています。

以前、西陣を歩いた時に、機織の音を聞いたことがあります。
その呉服屋さんのご主人サンがおっしゃるには、「西陣で機織の音が聞けるなんてラッキーだ」そうです。今はなかなか聞けない音になっているとか…。
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長い間ほったらかしにしてしまいました。。。
昨年末から年始にかけて、会社で着物(しかも振袖を)着る機会があり、
2人に振袖を着せ付け、そのあとに自分で振袖を着るなんてことに。
着る人によって、帯結びや帯締めの結びかた、帯揚げの結びかたなど
どういうのが似合うかなぁ?なんて考えながら着付けをするのが楽しかったです。

さて、先月、よくお世話になっている呉服店の展示会があり、行ってきました。その展示会で「足袋のセミオーダー」というのがあり、作ってもらいました。それが出来上がり、手元にやってきました!!

①デジタル採寸とかで、体脂肪測定器みたいな機械のうえに右足を置く。
②なにやらレシートみたいなものが出てくる。
③職人さんにサイズを告げられ、サンプルの足袋を履いてみる。
④しゃがんでみて足袋のフィット具合をみる。
⑤こはぜをとめるところに名前を刺繍してくれるので、その刺繍の色を決める。

こんな具合に流れ作業的に進んでいきました。
私は「足袋はピッチリがよし!」と思うのですが、職人さんがサンプルで出してきたのは23.5。ここで一瞬「えっ!?セミオーダーじゃないの?サイズ?」と少し戸惑ったのですが。(私は市販のものしか履いたことがないので、セミオーダーの仕組みがいまひとつよくわかりません。)
市販だと「23.0」を履いています。なのに23.5?ん???
と思いつつ履くとやっぱりたくさんシワが…。
それで23.0にしてもらいました。
近々、どんな具合か早速履いてみようと思います。

この足袋を作る時に、職人さんがサンプルを履かしてくれたのですが、
履かせながら、前後の会話もなくいきなり「おねえちゃん、今は私が履かしてるからすぐ履けるけど、自分で履く練習せなあきませんなぁ。なかなか自分で履けませんのや~。」
と言われてしまいました。私は笑うしかなく、「ハハハ…」

自分で足袋が履けない人がセミオーダーの足袋を作ったりするでしょうか?そういう方はきっと少ないですよね。
見た目でモノを言ってはいけないですね。せっかくの足袋のよさが…。
いやいや…私から「きもの臭」が出ていなかったのか。
洋服を着ていても「この人、着物着るな」と分からせる「きもの臭」が
きっと私からは出ていなかったんだろうな。反省。

この夏、夏きものがほしくて小千谷縮を誂えました。
白地にほそーい黒の縞模様で少し大人の雰囲気。普段着なので、今回は特に仕立てにはこだわらず、ハイテクミシン仕立て。
私は胸に厚みがないので、広衿でお願いしました。

この間その小千谷縮を洗ってみました。初の試みだったのでドキドキしました。お世話になっている呉服屋さんのご主人に洗い方を聞いて、さらに本も見つつ。きものを畳んでネットに入れて、浴槽に水をはり、おしゃれ着用の洗剤を入れて押し洗い。(我が家の洗面器は小さすぎたので…。)
要は汗が落ちればいいので、やさしくやさしく押し洗い。すすぎはしっかり。
水がボタボタしたたるまま洗濯竿へ。そして手のし。
麻の乾きの早さにびっくり。
まだ少し湿ってるかな?というくらいの時に畳んで、バスタオルに挟んで
その上にアイロン台を置いて押しをしました。

きものを自分で洗うなんてすごく不安でしたが、実際やってみると意外と平気。小千谷縮は、軽くて、涼しくて、自分で洗えて…夏にはもってこいのきものです。
Img_0128.jpg

今日で6月も終わり…ということは、今年ももう半分終わっちゃったワケだ。
この調子であと半年が過ぎていっていいものか?!?!

先日、1本の帯が私の元にやってきました。袋名古屋帯です。よくよく見てみると、うむむ???なところが。袋になっている部分の両端がかがっていない!(お太鼓の両脇が開いたままなんです)これはこういうものなの?初めて目にした仕立て方だったので、ちょっと調べてみました。

すると…この帯はそういう仕立て方だったようで、「トンネルかがり」というもの。確かに名前のとおり。このトンネルかがりだと、結んだ時に二重太鼓のように見えますよね。夏の帯にはこういう仕立て方をすることがあるそうです。
ちなみに、お太鼓部分の両脇を全てかがっているものは「総かがり仕立て」と言うそうです。



ここ連日暑い日が続き、きものを快適に着る為に夏用の二部式襦袢を作りました。今まで夏にきものは着なかったので、夏の襦袢など自分の納得いくものが揃っていませんでした。
きものに興味を持ち始めた頃、デパートで購入したポリの絽の長襦袢。
サイズが大きくて、(Mの方がいいって言ったのに、身長があるからってLを薦められたんだっけ。ヒールの靴を履いてるからって言っても、L!って言われ、店員さんの言われるがままに買った記憶が。)これを着ることはもうないと思い解体しました。
その袖を使っていなかった二部式襦袢の袖と付け替えました。
半衿も解体したものを付け、できあがり。

今日レッスンに来てくださった方は、日舞をされているので快適に着る方法をよくご存知でした。舞で足を開くので、「今日はステテコだけでおこしはしてません」と見せてくださいました。すかさず「私もステテコ愛用です!」
この方も二部式襦袢を愛用とのこと。紐類はゴムのものを使用されています。
ご自身が一番慣れてらっしゃる方法で、快適に着ていただけたらいいと思います。今日は半幅帯の結びかた数種類をレッスンしました。いつもは貝の口に結んでらっしゃるそうですが、「この結びかた、いいねぇ。舞の時に結んでみるね」とおっしゃってくださいました。

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